2023年7月21日に出走した、AJ静岡主催BRM721伊豆400を完走してきました。
所要時間は24時間39分と、予想よりだいぶ時間を使ってゴールしました。
SMRCの面々と合流したり離れたりを繰り返しながら、暑さと眠気が辛くて小刻みに休憩をとったりしたので、予定より時間が掛かってしまいました。
苦労した甲斐あって、メダルは100周年モデルです。
目次
眠気と暑さと疲労と
予実を下表に出しました。
PC2までは予定通りの展開で割と余裕でいたんですが、仁科峠と戸田峠が思ったよりキツく、そこで蓄積した疲労もあり、PC3までに挽回ができませんでした。
まぁ、クローズには間に合っていたので松屋に寄ったりと、少し余裕を持って走っていたのもあります。
松屋ではゴロゴロチキンカレーをいただきました!
目的はあくまで時間内完走ですし、今回は仲間内で割とワイワイ走っていたので、こういう時は計画を無視するのも良いかと思います。
スタート直後から始まる眠気との戦い
苦労した点としてはまずは眠気です。
夜出発ということで、日中に仮眠できると良いのですが・・・
案の定、無理でした、笑
眠気対策としては誰かと会話をするのも良いですし、数分でも良いので仮眠するだけで全然違うんですが、眠い時は思考停止しているので中々難しいですよね。
コツとしては、眠気を感じたら直ぐに仮眠場所を探す事かなと。
ここは冷川峠のバス停です。座布団があったのが良かったです。
今回は由依の裏に入ったところにある休憩所でも仮眠しました。
横になれると良いですが、座って目を瞑るだけでも効果はあります。
後は空腹は眠気に直結するので、眠い時はとりあえず喰うというのも手です。
最後の峠は暑さの猛攻
今回、松崎町までのアップダウンは割と上手くこなせました。
ただ、その後の仁科峠が良くなかった。
途中に給水できる施設があったのは助かったんですが、それでもボトル1本だったため、戸田峠の前の時点で半分以上水がなくなってしまいました。
また、仁科峠で何度かオーバーヒートして無駄に体力も消費したため、ハンガーノック気味に。
でも、水がないので持っているパンを食べることができず。
当然、暑さ対策の水被りもできず・・・
水がない故に悪循環のループに陥ってしまいました。
戸田峠では完全に脚を使い尽くし、水も無くなってしまったので、オーバーヒートしないように、ダンシングで登れるだけ登って休むような走りに。
景色は本当に素晴らしいんですが、この季節に補給なしの登りはかなり辛かったです。
ペットボトルのままで良いので、もう一本水を持っておくべきだったと思います。
突然の土砂降りと蓄積する疲労
最後に雨の話です。
300、600kmと雨に降られ、今回こそ雨と無縁だと思っていたのですが、清水を通過する際に、予報にはない大粒の雨が・・・
とりあえず雨宿りして雨雲レーダーを見ると、雨はしばらく停滞するようだったので意を決して突破。
富士山をひっくり返したような土砂降りに襲われながらもすぐに雨雲から抜け出せたのですが、ふやけた足の裏がダメージを受けたのと、Lightningケーブルが水を吸い込んでダメになってしまいました。
どうも、フレームバッグの防水能力があまり高く無いようなので、雨の時は電気系統を全てサドルバッグに移動した方が良さそうです。
オイルはワックスタイプにしていたので、だいぶ流れてしまったと思いますが、油が切れた時のキュルキュル音がしなかったので、多少は残ってくれたみたいです。
オイルもトラベルボトルに入れて携帯しておいた方が良さそうですね。
難易度
星3:★★★☆☆
今回は上級です。
コースは峠が厳しいですが、補給やクローズ時間が厳しいわけでもないので、決して難易度が高いというわけではないと思います。
ただ、夜スタートと7月という暑さから、難易度は一段階アップしまして、普通の400よりはキツかったと思います。
まぁ、暑さも眠気も予想できていたので、事前に暑熱順応と睡眠が取れていた人は問題なかったでしょう。
どっちも時間に余裕がないと対策できないですが、汗
なので、リザルト見るとクローズ前の23時台めっちゃ多いですね、笑
それくらい暑さと眠気の対策は難しいという事かなと。
まとめ
暑さと眠気のダブルはしんどい。
それでも100周年なので、皆さん意地でも完走したようです。
次回は今年の山場、RM811別府1300です。
絶対、今回より暑い。
なので、なるべく早朝に走るようにして、時間調整していくつもりです。
では!