2024年3月9日、AR中部主催のBRM309中部300雪解けライドを完走してきました。
雪解けの山間部を春の風を感じながら走る、平和なライドかと思いきや、
目の前で落ちては溶ける雪の中を極寒に耐えながら走る、地獄のライドとなりました。
厳しい山もなく、グルメもある楽しいルートでしたので、天気が良ければ普通に楽しめるはずでしたが、
今回は雪を顔面に受けながら向かい風に耐える貴重な体験を楽しむという、マゾスティックな内容でした。
サマリーは以下動画にまとめました。
目次
吹雪は突然に
途中までは予想通りの、向かい風が強くアップダウンが多いだけのライドでした。
雪が降りつつも、積もるようなレベルではなく、
落ちては溶ける雪を見ながら走るというのが、雪解けライドと言うテーマの一つの解釈かな。
と、思いながら呑気に走っていました。
PC2の後は最高の自転車日和でした。
しかし、いなべ市に入ってから一転。
雪がだんだん激しくなり、、、
まさかの吹雪。
我々は一体何をしているのか。
全身雪だらけになった結果、手袋も靴下も濡れてしまい、吹雪がおさまっても手足先の感触は戻らず、シフトとブレーキがまともにできない状態に。
更に濡れたウェアのせいで、全身が寒さで震え始め、コンビニでホッカイロを調達しても効果はなし。
マージンは稼げていたので、時間を失う事を容認してランドリーへ。
この後、食事もとってだいぶ復活できました。
ただし、この騒動によってだいぶ疲れが溜まっていた様で、久しぶりに寝落ち落車。
スピードは出ていなかったので怪我はなかったのですが、後々タイヤを見てみると、サイドカットしていました。
落車の経緯ですが、寝落ちして田んぼに突っ込みそうになったので、道路側に体重をかけた際に、アスファルトの断面にホイールがが引っかかり、落車しました。
サイドカットはおそらくその際にできたものでしょう。
この状態で最後まで走り切ったグラベルキング恐るべし。
2回目のブルベでお釈迦になってしまったのは致し方なしか・・・
こう言う事があるので、カーボンホイールは見送った方が良さそうですね。
PC4ではtakaさんや熊さんと談笑したことで元気になったこともあり、ゴールまでは楽々でした。
各PCでのマージン
以下にまとめました。
やはり、雪が激しくなる前のPC3までは良い感じで走れていました。
そこからPC4にかけて時間を消費して回復に努めたことがわかります。
やはり、稼げる時に稼いでおくのが大事です。
そして、PCのクローズが時間内完走と関係なくなった事が早速助けになりそうでした。
もし、PC4でクローズを過ぎてもゴールまでに取り返せば良いので、大分気が楽になりますね。
まだまだ平和だったフォトチェックの志野・織部。
ラステンほらどの時点でもかなりの雪が降っていました。
売店の兄ちゃん的には雪の中集まる大量の自転車乗りがさぞ不可思議だったでしょう。
寒さは辛かったがグルメは充実
ラステンほらどではどて丼を頂きました。
この後、飯屋も殆どなかったので、ここで食べて正解だったと思います。
新しめの道の駅だからか、味も良かったです!
寒さに耐えかねて寄ったうどん屋福わ家は予習で行きたかったお店でもあります。
寒さ対策がメインみたいになっていますが、カレーうどんも滅茶苦茶旨かったです!
桑名周辺では他の参加者の方々も割とグルメを楽しんでたみたいですね。
ルートにグルメスポットが含まれているのはありがたいです!
下手したら寒さに耐えながら外でコンビニ飯を食べる可能性もあったので、それだけは避けたかった次第です。
兎にも角にも新デザインのメダルをゲット
とまぁ、色々ありましたが、無事300kmの新しいメダルをゲットできました。
裏には中部特典として、名前と日付、時間の刻印が入っています。
刻印欲しさに、4年以内に一回は全ての距離を中部で完走するものアリな気がしてきました。
難易度
星3:★★★☆☆
個人視点入りますが、上級でした。
雪がなければ初級のコースでしたが、吹雪は下手すると生死に関わるので、DNFを考えた時間もありました。
まぁ、終えてみれば楽しかった思い出なのですが、笑
完走率はわかりませんが、皆さんそれなりに苦労したと思うので、難易度は低くはなかったと思います。
まとめ
一点気になってた点がありますが、他の参加者を見るとさほど寒さにやられていなかったように見えました。
私自身が寒さに弱いことは経験からわかっているのですが、このブログ書いてる一週間後でも、未だに指先に違和感が残っています。
皆さんはどうでしたか?実はテムレスグローブを仕込んでいたとか?
さて、次回はFlecheです。
初顔合わせのメンバーもいるので、ハプニングにも期待ですね、笑
では!