2023年3月35日に出走した、AJ静岡主催BRM325ほったらかし300を雨のなか完走してきました。
2023年2発目のブルベですので、気楽にいきたかったんですが、予報は覆らずに終日雨。
折角なので、去年の雨の反省を活かして色々対策をし、そのテストも兼ねて走ることにしました。
雨で素材不足ですので動画はありません。
目次
雨ニモマケズ風ニモマケズ
各PCの到着時間からマージンを出しました。
時間を意識してない時の方が予定通りに行ったりするもんで、珍しくほぼプラン通り進みました。
泥だらけ故に飯屋に寄れなかったので、寄り道の時間が少なかったためでしょう。
さて、道中は常に雨ではありましたが、所々桜が咲いていまして見どころがなかったわけではありません。
ほったらかし温泉から見る甲府盆地も梅が咲いていて綺麗でした。
富士山は全く見えませんでしたがね!
遠方を見るとひたすら白い霧が・・・
特に雨が酷かったのが中央市までで、泥水の溜まった水溜りにダイブしたりと、ロードレースで見るようなコンディションの中を走っていました。
更に、清水へ向かう150線の海岸線では強烈な向かい風が。
道中、AR中部で走っていた方と話をしましたが、中部ではここまでの風に煽られることはあまりないそうです。
確かに静岡のブルベに参加していると、何度も風に吹き飛ばされそうになる。
この風はほったらかし温泉の登り手前まで続きまして、人によっては雨より風の方が厄介だったかもしれません。
そして、予習の段階では大してマークしていなかった、ほったらかし温泉への登りですが。
思ってた以上にキツかった!
公園に入ってから10%越えが2km弱続くという。
今後同じコースを走る時のためにセグメントを貼っておきます。
登った後の帰路は下り基調の追い風でしたが、毎度の事ながら気持ちがダレてきまして、一度おさまってきた雨もまた降り始めてゲンナリ。
ゴールまで後数キロのところで勢いよく抜かされ、無駄に余力を残してももったいないので追走!
できれば日が変わる前にゴールしたいという方でして、結局間に合いませんでしたが、覚醒させてもらって助かりました。
やっぱり、会話が一番目が覚めます。
てなわけで今回は前回のような素敵なトラブルもなく、予定通り完走しちゃいました。
防水グッズの効果や如何に
折角の雨なので、防水手袋とウェット・ルブをぶっつけ本番で導入してみました。
また、以前から使っている防水靴下を加えた計3点のテスト結果を報告します!
防水手袋はテムレスという、色々な方がブログでも紹介されている定番グッズ(らしい)です。
私、足元の防水グッズは結構持っているんですが、手元は一つも無かったので、導入してみました。
防水靴下と合わせて、最強の防水性能!
と、意気込んでいたんですが、
普通に浸水しました、笑
80kmくらいまでは手先足先が本当にドライで感動していたんです。
中にインナーグローブもつけていたので、手汗でベタつく事もなく、快適でした。
ですが、先に足が濡れてきまして、程なくして手もビチャビチャになりました。
それでも、防寒の役割はしっかりと果たしており、濡れてはいますが、寒くは無かったです。
要所要所で絞れば、しばらく浸水せずに走れるので、軍手を交換しながら走るという技を採用すれば常に快適だったかもしれません。
とりあえず、防寒効果があるので、無いよりはマシという結果でした。
それと定期的に絞っておけば、ひび割れる事もないので走りには影響ないでしょう。
手首足首はレインウェアで完全に閉じていたので、浸水の経路がはっきりしないのが腑に落ちないところです。
ずっと水に浸していると浸透するもんなんですかね。
シューズの浸水は、シューズをビニール袋で包み、その上からシューズカバーを履くと良いそうです。もし次の機会があれば試してみましょう。
ウェット・ルブの方ですが、こちらは効果がありました。
去年の大阪1000kmではワックスタイプのルブが雨で流れ、雨がおさまってから終始シャリシャリ言っていたんですが、今回のルブは雨がおさまった後も異音などせずに快適でした。
ただ、結構な粘度なので、晴れの時は塵がチェーンにくっついてすぐに汚れそうでした。
雨が降るとわかっている時は間違いなくウェット・タイプを選びます。
あと、次に雨予報の時はこれを試してみたいです。
サングラス用の撥水コートで、某自転車ユーチューバーが身体を張って検証しています、笑
目に雨が入るのは我慢できても、泥が目に入るのは勘弁です。
最後に、去年から魔法瓶型のボトルに変えたんですが、蓋つきなので飲み口に砂が付かないです。
細かいことですが、口がジャリジャリいうと結構不快なので、お勧めです。
難易度
星2:★★☆☆☆
コース自体は中級レベルだったと思います。
人によっては雨風の影響で上級レベルだったかもしれません。
寒さは気力も奪ってしまうので、装備の質がDNFに影響してくると思います。
まとめ
予習の時点では全く気づかなかったんですが、300kmではフレームバッグが必要なことを忘れていました。
というのも、ガーミンを充電するためのモバイルバッテリーを入れるために、フレームバッグを導入したんですが、その用途を忘れてただの非常食入れと認識していたので、今回のコースはコンビニが多いので不要と置いてきてしまいました。
走り始めてからそれに気づき、ガーミンの省電力モードを試したんですが、画面がすぐに消えてミスコースを招くので却下。
で、ディスプレイのバックライトを15秒で消えるようにしたところ、バッテリーが全然減らない!
結局、昼食時に充電しただけで、50%以上を残してゴールできました。
ガーミン使いの方は充電の手間が減るので是非ともお勧めです。
で、今回のまとめですが、雨でも出走する時は装備をしっかりと固める必要がある事、日数が多い故に雨に遭遇しやすいRMなどではそれなりの装備を持って走る必要があるという事を再認識できたブルベでした。
次回は高山600ですが、結構厳しいコースだそうです。
次の伊豆400は夜出発を活かした普段は走らないルートを通る、少し緩めの伊豆になるそうです。
そして、別府1300ですがありとあらゆる面で鬼畜だそうです!
【最後の大物】別府1300の1000キロ地点には満を持して、標高1542m中津明神山が登場。難易度と景観の美しさは特Aクラス。早朝アタックすれば物凄い雲海見れます。SR600カルスト試走のときに撮影した写真。 pic.twitter.com/qp4kQGqU3O
— かたやまたいすけ@HAT神戸 (@caymanchang) February 8, 2023
SR600のコースが混じっているとは・・・
では!