シクロクロスでブルベに挑む!!

FUJI CROSS 1.3でブルベに挑戦するブログです。

FUJI CROSS 1.3(紹介)

ブログのタイトルでもあるシクロクロスバイク、

FUJI CROSS 1.3の紹介です。

メーカーはFUJI、コンポはSRAMのAPEX1というフロントシングルの11sです。

フロントシングルは一見”縛りプレイ”をしているように見えますが、色々と検討した結果ブルベにおいてはフロントシングルが便利という結論に至ったため、このバイクを選びました。

 

本記事ではそのスペック、特徴、メリット、デメリットを紹介していきます。

 

目次 

FUJI CORSS 1.3というバイク

こちらのブログで詳しく紹介されていますが、簡単にまとめますと。

mitilu2525dorutie.blog.fc2.com

  • シクロクロスエントリーモデル
  • 通勤などのタウンユースも可能
  • ジオメトリは直立姿勢
  • ホイールベースはロードより長め、グラベルより短め
    • レースもロングライドもいける仕様
    • 中途半端ではあるが、バランス型ともとれる
  • アルミフレームが硬めなので振動は受ける
    • 踏み込みの反応は良い
    • 路面や段差の振動はタイヤでカバーする
    • 頑丈なので雑な輪行悪天候にも耐えられる
  • ディスクブレーキはワイヤーと油圧のハイブリッド
  • フェンダーマウント装備可能
  • 太いタイヤが余裕で履ける
    • 雨や悪路の多いライドに対応できる

と、フルカーボンのロングライド車と比べると、重量や快適さでは劣りますが、悪天候に強いスペックだったり、頑丈なので輪行が気軽にできるという点で便利なバイクになっています。

 

フロントシングルについて

メリットは主に扱いやすさにあります。

こちらの記事にも詳しく記載されていますが、フロントは登りやアップダウンの際に切り替えることが多いと思いますが、誰でも一度はチェーン落ちしたことがあると思います。
フロントシングルは滅多にチェーン落ちしません

 

フロント変速の際には、踏み込まないようにしたり、トリムでチェーンがディレイラーに当たらないようにする必要がありますが、そういう概念もありません。

フロントを切り替えた際のギャップをリアで埋める必要もありません。

変速したらそれで終わりです。

 

シングルは単純に足りなくなったらひたすら軽くするまでです。

右手でカチカチするだけなので、脳死状態でOKです。

 

それと、インナーギアやフロントディレラー周辺って洗いにくいですが、フロントシングルはスッキリして洗いやすいです。

当然ですが、ワイアーのメンテはリアだけです。

 

ギア比だけを許容すればストレスが一個減るのがフロントシングルの魅力です。

 

フロントシングルのギア比

そのギア比ですが、フロントが一枚なので軽いギアが足りないようないイメージをされると思いますが、実際は重い方を削っています

 

以下が現状のギア比になっています。

SHIMANO 11-34 11 13 15 17 19 21 23 25 27 30 34
OVAL 40 3.64 3.08 2.67 2.35 2.11 1.9 1.74 1.6 1.48 1.33 1.18

参考に一般的なギア比を以下に表示します。

F / R 11 14 28 30
34     1.21 1.13
50 4.55 3.57    

比較するとわかりますが、軽い方は34x28~30Tと大して変わらないので、10%くらいの坂までであればなんとかなります。

 

逆に重い方はかなりハンデがありまして、11-28Tの4番目(14T)くらいと同等です。

通常のアップダウンでは問題ないですが、急勾配のダウンヒルなどではギア不足を感じます

ただ、ブルベにおいてスピードはそこまで要求されないので、さして問題はないと思います。

 

それと、ギア間がワイドレシオ(2T以上の差がある)になるので、レースでは使いものになりません。

ですが、ブルベではクロスレシオ(1Tの差)を求められる場面はほぼないでしょう。

 

タイヤは太めを選択

完成車では33cのブロックタイヤが装備されていますが、流石にそれでブルベを走るのはキツすぎるので、GRAVEL KING 28cを履いています。

ホイールは軽量化と幅広タイヤとの相性からFFWDのoutrideにしました。

太いタイヤのメリットは耐パンク性と安定性です。

荒れた路面でもグイグイ走りますし、直進はもちろん、降りのカーブや悪天候でもしっかりグリップします。

 

SR600なんかの荒れた山道を登るコースだと、軽さよりも安定性の方が快適性に直結します。

それと、街中にある線路や側溝の網などでも、通常のタイヤよりは滑りにくいので安全です。

 

デメリットは重量です。

軽快な登りは期待できないので、ギアを軽くしてペースで登るしかないです。

勾配が15%などになってくると、気合で乗り越えるしかないです。

 

空気圧は基本が6.0[Bar]、悪天候の場合は5.0[Bar]にしています。

積載量によってコンマ数Bar上げたりします。

 

まとめ

以上がシクロクロスでブルベを走る理由になります。

私は主に1,000km以上のブルベを目標としているので、早く走って早く帰ってくる必要はないんです。

それなりに食事と観光を楽しめて、後は時間ギリギリに帰ってくれば良いと思っています。

 

600kmまでは大した休憩もせずに一気に走るというのも可能なのですが、これを毎回やりたいかというと、私はそうは思えませんでした。

普通に楽しくないです、笑

 

快適で楽しめるブルベを目指した結果がこのシクロというわけです。

また、ハブ内変速という技術も出てきたので、これからフロントシングルの評価も変わってくると思います!

 

では!

 

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