お勧めブルベ装備シリーズ、今回はベルについてです。
ベルは必須装備の内の一つで、車検時に確認されます。
うっかりわすれると出走できないので、ご注意を。
ただ、必須の割には活躍する機会が少ないのも事実。
そんなベルに活躍の機会をということで、お勧めのベルを紹介します。
目次
グラナイトデザイン・クリケット・ベル
クリケット・ベルはハンドルから吊るすタイプのベルです。
ままちゃりの様にハンドルの上につくタイプではないです。
グラナイトデザインはMTBのツールを提供する比較的新しめのメーカーです。
所在地ははっきりとは書いてなかったのですが、恐らくアメリカの会社です。
2つのモードを切替できる
このベルの一番の特徴は2つのモードを切り替えられるところです。
- シングル・ストライク
- カウベル
シングル・ストライクは普通のベルの状態で、レバーを引いて弾くと音がなります。
カウベルは振動で音がなる状態です。いわゆる熊よけです。
モードの切替えは簡単です。
ベルを下に引っ張ることでカウベルモードになります。
走行中に気軽に切り替えができるので、状況によって使い分けができます。
各モードの用途
で、最初の話しに戻りますが、ベルは必須装備ですが殆ど使う事がありません。
強いて言えば、往復コースで他の参加者とすれ違う時くらいでしょうか。
必須なのは道交法で装着することが義務付けられているというのもあります。
そこで、この役に立たないベルに何かの役割を与えたい。
ということで、採用してみたのがこのベルです。
普段はストライクモードで使いますが、山に入った際にカウベルモードに切り替えます。
カウベルは名前の通り、本来は家畜の牛の首輪につけるベルですが、登山者やMTBの人が熊よけに使うことがあります。
振動で音がなるので、ハイカーや動物に自分の場所を知らせる事ができます。
多分、熊も去っていくでしょう。たぶん。
また、真夜中の登りで寂しい時や、眠い時にチリチリ鳴らしてみると気が紛れます。
クリケット・ベルはカウベルとしての仕事もこなせるようになるので、今まで仕事せずに居座っていたベルにも活躍の機会が増えてくるというわけです。
開封から装着まで
パッケージの内容としては以下のようになっています。
ハンドルバーに装着します。
FUJIはフロントシングルなので、シフト動作のない左側に付けました。
ブレーキの観点からも、よく使うのはフロントブレーキなので、つけるのは左側になるでしょう。
音色はキレイめ、音量は控えめ
肝心の音色ですが、動画にしましたのでこちらを見ていただければと思います。
高域寄りの軽めの音です。
音量はストライクモードにしてもそこまでは出ません。
熊よけとしてはもうちょっと音量がほしところですが、ベルのサイズ的にこれくらいが限界でしょうか。
まとめ
今回はベルの紹介でした。
必須装備だけれども、活躍機会のないベルに熊よけの仕事もしてもらえるという内容でした。
ベルの使い道が無いというのは、中部地方のブルベは郊外がスタート地点のためというのもあります。
都内出発や観光地のど真ん中を通るルートの場合はベル自体の活躍もあるかもしれません。
見た目がおしゃれなベルですとKnogのが有名ですね。
パチもんが多く出ていますが、音色はKnogと比べるとかなり残念らしいです。
ではでは。