前回は納車まででしたが、今回はFUJI CROSS 1.3の仕様を紹介します。
ちなみに公式HPは以下です。
細かい点は上記を見てもらえれば良いので、以下は私的に重視した仕様を紹介します。
目次
ディスクブレーキ
ブルベでは雨の中走るのはざらにあります。
以前、下りの後に急に現れた交差点に止まりきれず突っ込んだことがあります。雨でも効くディスクブレーキなら下りも安心です。
また、400kmを超えてくると長い下りも多々ありますので、少ない力でブレーキのかかる油圧ブレーキに魅力を感じていました(CROSS 1.3は油圧と機械式のハイブリッドですが)。
1×11速のコンポーネント
特にフロントがシングルであることに拘りました。
というのも、ブルベにおいて50 x 11の重たいギアはあまり使う機会がなく、平坦は50 x 15で十分ですし、軽い方は最低34 x 28があれば殆どの山は越えられます。ギア比でいうと、1.2 ~ 3.3あれば十分なのです。
であれば、40 x 32 ~ 11 = 1.25 ~ 3.6である、フロントシングルのギアで全然まかなえいます。フロントシングルにすると、フロントディレーラーが不要になり、シフトレバーも片方だけになるため、メンテナンス性が良くなります。そして、部品が減るので重量も軽くなります。
掃除も楽になって良い事尽くめです♪
カーボンフォーク・コラム
これは最近のアルミロードでは普通の仕様ですが、以前乗っていたScottのSpeedsterはコラムがアルミでした。これが非常に重いんです。
特に登りでバイクを降ったりすると、その重さがズッシリきます。
まぁ、その分直進安定性は高いのですが・・・やっぱり登りは楽したいです。
タイヤクリアランス
これはシクロクロスバイクであれば当たり前のことですが、ロードでは制限があります。より快適なブルベのため、幅広タイヤと低い空気圧も実験していく予定です。
シクロクロスで使える
正直なところ、これが一番重要だったかもしれません。
昨今のワウトやマチューの活躍を見ていると、やりたくなりますよね。シクロクロス。やるならレースに出たいので、アドベンチャーバイクやグラベルバイクはちょっと筋違いでした。
とはいえ、冬のシーズンだけのために新車を導入するのもな・・・っと思っていましたが、周りのシクロライダーを見ていると、ブルベでも併用できそうな感触がありました。
後はロードとは別に雑に扱える自転車が欲しかったというのもあります。芝、砂利、なんでもOKな仕様は道を選ばないため便利です。
以上がFUJI CROSS1.3の主に私が重視した仕様についてでした。
異種車両でのブルベがやりたいわけではないので、ママチャリのカゴにネギ入れて走るのとかは期待しないでください。